責任が重く、大変な仕事。
だからこそ一日の充実感が大きい

営業グループ配船課 課長／荒木友章（2001年入社）

• Q1.現在の役職について教えてください。

  石油製品を運送する船の管理を行う、「配船課」に所属しています。主な業務は、自社で保有する社船、他社から借り入れる傭船を配船する業務、それら各船の入港手続き、請求のやり取りなど。簡単に言えば、船の動向をコントロールすることが私たちの仕事です。

• Q2.一日の業務を教えてください。

  日によって、一日の業務の流れは異なります。例えば、寄港する船舶へ燃料油の給油を予定している際は、その全船が滞りなく配備されているかの動静確認を行いますね。そのほかにも、各船の配船調整や全船への予定連絡などを受け持っているため、その日の予定は船の動きによって合わせて進めていくと言えます。

• Q3.仕事にやりがいを感じるのは、どんなところですか？

  配船を管理しているため、私のミスが多くの人を巻き込むトラブルに繋がりかねません。責任が重く、大変な仕事だからこそ、全船の運航を無事に完了した時の充実感はひとしお。与えられた課題をクリアするためにも、荷主より運送依頼を受けた商品を効率よく、安全・確実に届けられるように、日々心掛けながら仕事をしています。

困難を乗り越え、無事に船を見送る時の達成感はこの上ありません

工務部 部長／秋田義明（2001年入社）

• Q1.現在の役職について教えてください。

  私が所属する「工務部」は、いわゆる船舶の管理やメンテナンスを行っています。細かい業務では船用品の手配もしますし、大きな工事で船舶をドックへ入航するための手続きを受け持つのも私たちの業務。船舶の運航にまつわる全般に、工務部が関わっていると言えますね。

• Q2.一日の業務を教えてください。

  それぞれのスタッフが役割を持って、東海タンカーが保有する船舶の管理を行っています。ドック予定や工事計画の立案・計画書の作成をしたり、メンテナンス後の報告書を作成したりするデスクワークも業務のひとつ。故障などのトラブル発生時には、各部署と連絡を取り合って対処に当たります。

• Q3.仕事にやりがいを感じるのは、どんなところですか？

  船の運航に直接関わる仕事のため、日々の維持管理を徹底し、万が一の際に対応できるよう準備しておくことが重要だと思っています。そのため大きな工事をスムーズに進行できた時や、トラブル発生時に船舶の稼働率を下げずに対処できた時の達成感はこの上ありません。責任のある仕事だけに、それを喜びに変えられるように努めています。

怪我はしないし、させない。船員の安全を守ることが私の仕事です

龍王丸 船長／梅本幸尚（2007年入社）

• Q1.現在の役職について教えてください。

  伊勢湾、三河湾を運航する船舶「龍王丸」の船長をしています。龍王丸の役割は大きく分けて2つあります。まず、石油製品を生産する製油所から、一時的に貯蔵する油槽所への運送業務。加えて国際航海に従事する外航船への燃料補油（補給）も、私たちの仕事となります。

• Q2.一日の業務を教えてください。

  1年のほとんどを船と共に過ごし、船員たちと協力しながら毎日の業務をこなします。石油製品の運送業務、船舶への燃料補油とその日に着手する仕事を定め、朝から夕方まで作業することが多いですね。船長という立場上、船員のフォローや他部署との連携を図ることも、日々の業務に組み入れています。

• Q3.仕事にやりがいを感じるのは、どんなところですか？

  風が強い日の着離船作業、燃料補油の高所作業など、船では常に緊張感を持って業務に当たる必要があります。だからと言って、格段に大変という訳ではありません。慌てず、慎重に作業することを意識すれば、自分たちのペースを保ちながら仕事を進められると思います。自身はもとより、船員の安全を守ることが私の目指すところですね。